沼の入り口
いつの間にかオーディオ沼の住人になってしまった。
もともと音楽を聴くときに良い音で聞きたいというのはあり、DAPを持っていたり、いくつかヘッドホンやイヤホンを持っていたが、たまたま手に入れたSHUREのSE215を聴いたあたりからリケーブルなども覚えてしまい、ちょっと沼に片足を入れ始めた。
その後にこちらもちょっと気になっていたFiioのBTR7を手に入れ、もっと追求したくなってきてしまい、その後にFiioのq7が発売されることを知ってしまい、そこから一気に沼にどっぷりと入っていってしまった。。
最近はfinalの音を好んで聴くようになり、A3000・A4000・A5000を購入、A8000はきっとそのうち買ってしまうのだと思うが、今のところまだ手を出していない。
意外な伏兵
finalのAシリーズは、A4000→A5000→A3000の順番に購入しており、A3000はお手頃な価格でもあり、ここまで来たらA8000に行く前に聴き比べておこうくらいの気持ちで特に大きな期待もせずに購入といった経緯でした。
が、箱出しで聴いていきなり期待を裏切られました。
これまで聴いてきたA4000はカリッとした解像感の高い高域に特徴があり、聴いていて見通しがよく、気持ちのいい音といった感じ。
A5000はその高音をより上質にしつつ、低音をより強調した印象の音でした。
それぞれの良さはありつつも、A5000は値段もA4000の倍くらいあり、値段相応に良くなっているな〜という感じ。
その後に購入したA3000は3つの中で一番安いこともあり、finalの良さは残しつつも、どこか物足りなさを感じるのかな?と漠然と思っていたところ、あっさりと期待を裏切られました。
ずっと聴いていられる音
A3000を聴いた直後に感じたのは、「ずっと聴いてられる〜」ということ。
全体的にバランスがよく、中高域は解像感はありつつもカリっとし過ぎず、一方、低域はしっかりとありつつも、多すぎずキレがある印象。ボーカルの表現も心地よくいい感じで前に出てます。
これはと思い、ヨルシカを聴いたらドンピシャでした。もうそこからずっとヨルシカ聴いてます。
バランスのよいナチュラルなサウンドで、ヨルシカの「風を食む」なんか最高です。
イントロからギターとドラムの音が心地よいですし、何よりボーカルの余韻がたまらないですね。サビに入るとベースの音もしっかり出てきて盛り上がりを演出してくれます。
これはゆっくり聴いてられる〜とヨルシカに聴き入っていたときに、あれを聴いてみようと思い出したのが、Adoの「会いたくて(Piano&Strings Ver.)」 。
A3000はボーカルの表現が良いので、Adoの「会いたくて」は最高でした。
まだ箱出しで1時間聴いたくらなので、このあとエージングをしつついろんな曲を聴いていきたいと思います。
取り急ぎファーストインプレッションはこれくらいにして、引き続き聴いた感想を書いていきます。
視聴環境
・Galaxy Z fold 4
・Fiio q7 (DCモード, Ultra High Gain)
・3.5mm シングルエンド